From fe39ffb8b90ae4e002ed73fe98617cd590abb467 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Daniel Baumann Date: Sat, 27 Apr 2024 08:33:50 +0200 Subject: Adding upstream version 2.4.56. Signed-off-by: Daniel Baumann --- docs/manual/mod/mod_proxy_balancer.html.ja.utf8 | 349 ++++++++++++++++++++++++ 1 file changed, 349 insertions(+) create mode 100644 docs/manual/mod/mod_proxy_balancer.html.ja.utf8 (limited to 'docs/manual/mod/mod_proxy_balancer.html.ja.utf8') diff --git a/docs/manual/mod/mod_proxy_balancer.html.ja.utf8 b/docs/manual/mod/mod_proxy_balancer.html.ja.utf8 new file mode 100644 index 0000000..5088177 --- /dev/null +++ b/docs/manual/mod/mod_proxy_balancer.html.ja.utf8 @@ -0,0 +1,349 @@ + + + + + +mod_proxy_balancer - Apache HTTP サーバ バージョン 2.4 + + + + + + + + +
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Apache モジュール mod_proxy_balancer

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翻訳済み言語:  en  | + fr  | + ja 

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この日本語訳はすでに古くなっている + 可能性があります。 + 最近更新された内容を見るには英語版をご覧下さい。 +
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説明:負荷分散のための mod_proxy 拡張
ステータス:Extension
モジュール識別子:proxy_balancer_module
ソースファイル:mod_proxy_balancer.c
互換性:2.1 以降
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概要

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本モジュールには mod_proxy必要です。 + HTTP, FTPAJP13 + プロトコルのロードバランス機能を持っています。

+ +

ですから、 ロードバランスを有効にする場合 mod_proxy + と mod_proxy_balancer がサーバに組み込まれて + いなければいけません。

+ +

警告

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安全なサーバにするまでプロクシ機能は有効にしないでください。 + オープンプロキシサーバはあなた自身のネットワークにとっても、 + インターネット全体にとっても危険です。

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top
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ロードバランサのスケジューラのアルゴリズム

+ +

現時点では 2 種類のロードバランサスケジューラアルゴリズムから選べます。 + リクエスト回数によるもの (訳注: Request Counting) + と、トラフィック量によるもの (訳注: Weighted Traffic Counting) + があります。バランサの設定 lbmethod 値で、どちらを使うか指定します。 + 詳細は Proxy ディレクティブを + 参照してください。

+ +
top
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Request Counting アルゴリズム

+ +

lbmethod=byrequests で有効になります。 + このスケジューラの背景にある考え方は、様々なワーカーがそれぞれ、 + 設定されている分担リクエスト数をきちんと受け取れるように、 + リクエストを扱うという考え方です。次のように動作します:

+ +

lbfactor は、どの程度ワーカーに仕事を振るか + つまりワーカーのクオータを指します。この値は "分担" + 量を表す正規化された値です。

+ +

lbstatus は、ワーカーのクオータを満たすために + どのぐらい急ぎで働かなければならないかを指します。

+ +

ワーカーはロードバランサのメンバで、通常は、 + サポートされるプロトコルのうちの一つを提供しているリモートホストです。 +

+ +

まず個々のワーカーにワーカークオータを割り振り、どのワーカーが最も急ぎで + 働かなければならないか (lbstatus が最大のもの) を調べます。 + 次に仕事をするようにこのワーカーを選択し、選択したワーカーの lbstatus + を全体に割り振ったぶんだけ差し引きます。ですから、lbstatus の総量は + 結果的に変化しません(*)し、リクエストは期待通りに分散されます。

+ +

あるワーカーが無効になっても、他のものは正常にスケジュールされ続けます。 +

+ +
for each worker in workers
+    worker lbstatus += worker lbfactor
+    total factor    += worker lbfactor
+    if worker lbstatus > candidate lbstatus
+        candidate = worker
+
+candidate lbstatus -= total factor
+ +

バランサを次のように設定した場合:

+ + + + + + + + + + + + + + + + +
workerabcd
lbfactor25252525
lbstatus0000
+ +

そして b が無効になった場合、次のようなスケジュールが + 行われます。

+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
workerabcd
lbstatus-5002525
lbstatus-250-2550
lbstatus0000
(repeat)
+ +

つまりこのようにスケジュールされます: a c + d a c d a + c d ... 次の点に注意してください:

+ + + + + + + + + + + +
workerabcd
lbfactor25252525
+ +

この挙動は、次の設定と全く同じになります:

+ + + + + + + + + + + +
workerabcd
lbfactor1111
+ +

This is because all values of lbfactor are normalized + with respect to the others. For:

+

lbfactor は全て正規化されたもので、 + 他との相対値だからです。次の設定では:

+ + + + + + + + + +
workerabc
lbfactor141
+ +

ワーカー b は、平均して、ac + の 4 倍の数のリクエストを受け持つことになります。

+ +

次のような非対称な設定では、こうなると予想されるでしょう:

+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
workerab
lbfactor7030
 
lbstatus-3030
lbstatus40-40
lbstatus10-10
lbstatus-2020
lbstatus-5050
lbstatus20-20
lbstatus-1010
lbstatus-4040
lbstatus30-30
lbstatus00
(repeat)
+ +

スケジュールは 10 スケジュール後に繰り返され、a 7 回と + b 3 回でまばらに選ばれます。

+
top
+
+

Weighted Traffic Counting アルゴリズム

+ +

lbmethod=bytraffic で有効になります。 + このスケジューラの背景にある考え方は、Request Counting + と非常に似ていますが、次の違いがあります:

+ +

lbfactorどれだけのバイト数のトラフィック量を、 + このワーカーに処理してもらいたいか を表します。 + この値も同様に正規化された値で、ワーカー全体のうちでの "分担" + 量を表現しています。リクエスト数を単純に数える代わりに、 + どれだけの転送量を処理したかを数えます。

+ +

次のようにバランサを設定した場合:

+ + + + + + + + + +
workerabc
lbfactor121
+ +

b には ac の 2 倍 + 処理してほしいということになります。 + b は 2 倍の I/O を処理するという意味になり、 + 2 倍のリクエスト数を処理するということにはなりません。 + ですからリクエストとレスポンスのサイズが、 + 重み付けと振り分けのアルゴリズムに効いています。

+ +
top
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+

バランサマネージャのサポートを有効にする

+ +

このモジュールは mod_status のサービスを + 必要とします。 + バランサマネージャを使うと、バランサのメンバーの動的な更新が + できます。バランサマネージャを使って、バランス係数 (lbfactor) + を変更したり、メンバーを変更したり、特定のメンバーを + オフラインモードにしたりできます。

+ +

ですから、ロードバランサ管理機能を使いたければ、 + mod_statusmod_proxy_balancer + をサーバに組み込まなければなりません。

+ +

foo.com ドメインのブラウザからロードバランサ管理機能を + 使えるようにするには、次のようなコードを httpd.conf + に追加します。

+

+ <Location /balancer-manager>
+ SetHandler balancer-manager
+
+ Order Deny,Allow
+ Deny from all
+ Allow from .foo.com
+ </Location> +

+ +

こうすると、http://your.server.name/balancer-manager + のページ経由で、ウェブブラウザからロードバランサマネージャに + アクセスできるようになります。

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