summaryrefslogtreecommitdiffstats
path: root/man/ja/man1
diff options
context:
space:
mode:
Diffstat (limited to 'man/ja/man1')
-rw-r--r--man/ja/man1/chage.192
-rw-r--r--man/ja/man1/chfn.144
-rw-r--r--man/ja/man1/chsh.147
-rw-r--r--man/ja/man1/expiry.130
-rw-r--r--man/ja/man1/gpasswd.170
-rw-r--r--man/ja/man1/groups.139
-rw-r--r--man/ja/man1/id.133
-rw-r--r--man/ja/man1/login.1119
-rw-r--r--man/ja/man1/newgrp.168
-rw-r--r--man/ja/man1/passwd.1193
-rw-r--r--man/ja/man1/sg.11
-rw-r--r--man/ja/man1/su.164
12 files changed, 800 insertions, 0 deletions
diff --git a/man/ja/man1/chage.1 b/man/ja/man1/chage.1
new file mode 100644
index 0000000..e22f55f
--- /dev/null
+++ b/man/ja/man1/chage.1
@@ -0,0 +1,92 @@
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1990 - 1994 Julianne Frances Haugh
+.\" SPDX-FileCopyrightText: Copyright (c) 1997 Kazuyoshi Furutaka
+.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause
+.\"
+.\" $Id$
+.\"
+.TH CHAGE 1
+.SH 名前
+chage \- ユーザパスワードの有効期限情報を変更する。
+.SH 書式
+.TP 6
+\fBchage\fR
+[\fB\-m\fR \fImindays\fR] [\fB\-M\fR \fImaxdays\fR]
+[\fB\-d\fR \fIlastday\fR] [\fB\-I\fR \fIinactive\fR]
+.br
+[\fB\-E\fR \fIexpiredate\fR] [\fB\-W\fR \fIwarndays\fR] \fIuser\fR
+.TP 6
+\fBchage\fR
+\fB\-l\fR \fIuser\fR
+.SH 説明
+\fBchage\fR は、
+パスワードを最後に更新してから、
+次に変更しなければならない期日までの日数を変更する。
+システムはこの情報を用いて、
+ユーザがいつパスワードを変更しなければならないかを決定する。
+\fBchage\fR コマンドを使えるのは root ユーザのみに限られている。
+ただし一般ユーザも \fB\-l\fR オプションを指定すればこのコマンドを利用でき、
+自分のパスワードまたはアカウントがいつ切れるかを知ることができる。
+.PP
+\fB\-m\fR オプションを指定した場合、
+\fImindays\fR の値はパスワード変更の間隔の最短日数になる。
+このフィールドをゼロとした時は、ユーザはいつでもパスワードを変更できる。
+.PP
+\fB\-M\fR オプションを指定すると、
+\fImaxdays\fR の値はパスワードが有効な最長日数となる。
+\fImaxdays\fR と \fIlastday\fR を足した値が現在の日付より小さい場合、
+ユーザはアカウントを使用する前にパスワードを変更しなければならない。
+\fB\-W\fR オプションを使えばこの期日がいつ来るかが分かるようにできる。
+この場合はユーザに事前に警告が与えられる。
+.PP
+\fB\-d\fR オプションを用いると、
+パスワードの最終更新日を設定できる。
+\fIlastday\fR の値は
+1970 年 1 月 1 日からパスワード最終更新日までの日数である。
+日付は YYYY\-MM\-DD という書式
+(もしくはあなたの地域でもっとよく用いられている書式)
+で指定する事もできる。
+.PP
+\fB\-E\fR オプションは、
+それ以降ユーザがアカウントにアクセスできなくなる日付を設定するのに用いられる。
+\fIexpiredate\fR は 1970 年 1 月 1 日から
+アカウントがロックされる日までの日数である。
+日付は YYYY\-MM\-DD という書式
+(もしくはあなたの地域でもっとよく用いられているもの)
+で指定することもできる。
+アカウントをロックされたユーザが再びそのシステムを使うには、
+システム管理者と連絡を取る必要がある。
+.PP
+\fB\-I\fR オプションは、
+パスワードの期限が切れてからアカウントがロックされるまでの
+放置日数を設定するために用いる。
+アカウントをロックされたユーザが再びそのシステムを使うためには、
+システム管理者に連絡しなければならない。
+\fIinactive\fR は使用不能期間の日数である。
+0 にすればこの機能を無効にできる。
+.PP
+\fB\-W\fR オプションは、
+パスワードの変更が必要となる前に警告を行う期間の日数を設定するために用いる。
+\fIwarndays\fR は、
+パスワードの期限切れに先だって、
+ユーザに期限が切れかかっていることを警告する日数である。
+.PP
+いずれのオプションも指定されないと
+\fBchage\fR は対話的に動作する。
+全てのフィールドに対して各々現在の設定値を表示し、
+新しい値の入力を促す。
+新しい値を設定する場合はそれを入力し、
+現在の値を使うなら空行のままリターンキーを押せばよい。
+現在の値は \fB[ ]\fR の間に表示される。
+.SH 注意
+\fBchage\fR プログラムを用いるには shadow パスワードファイルが必要である。
+この機能は、passwd ファイルにパスワードが保存されているときには
+利用できない。
+.SH ファイル
+\fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報
+.br
+\fI/etc/shadow\fR \- shadow 化されたユーザアカウント情報
+.SH 関連項目
+.BR passwd (5),
+.BR shadow (5)
+.SH 著者
+Julianne Frances Haugh <julie78787@gmail.com>
diff --git a/man/ja/man1/chfn.1 b/man/ja/man1/chfn.1
new file mode 100644
index 0000000..a7881ae
--- /dev/null
+++ b/man/ja/man1/chfn.1
@@ -0,0 +1,44 @@
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1990 - 1994 Julianne Frances Haugh
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka
+.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause
+.\"
+.\" $Id$
+.\"
+.TH CHFN 1
+.SH 名前
+chfn \- ユーザの氏名や情報を変更する。
+.SH 書式
+.TP 5
+\fBchfn\fR [\fB\-f\fR \fIfull_name\fR] [\fB\-r\fR \fIroom_no\fR]
+.br
+[\fB\-w\fR \fIwork_ph\fR] [\fB\-h\fR \fIhome_ph\fR] [\fB\-o\fR \fIother\fR]
+[\fIuser\fR]
+.SH 説明
+\fBchfn\fR は、ユーザのフルネーム・オフィスの部屋番号・内線番号・
+自宅の電話番号といったアカウント情報を変更する。
+この情報は \fBfinger\fR(1) のようなプログラムによって表示される。
+一般ユーザは自分自身のアカウント情報のみを変更できる。
+スーパーユーザは全てのアカウントに対して情報を変更できる。
+また \fB\-o\fR オプションを用いて
+GECOS 欄の未定義部分を変更できるのもスーパーユーザだけである。
+.PP
+各フィールドに書く内容に関する制限は、
+コントロール文字・コンマ・コロン・等号を含んでいてはならない、
+ということのみである。
+\fIother\fR 欄に対してはこの制限はないので、
+他のアプリケーションが用いるアカウンティング情報の記録に利用される。
+.PP
+いずれのオプションも指定されないと
+\fBchfn\fR は対話的に動作する。
+全ての欄に対して各々現在の設定値を表示し、新しい値の入力を促す。
+新しい値を設定する場合はそれを入力し、
+現在の値を使うなら空行のままリターンキーを押せばよい。
+現在の値は \fB[ ]\fR 記号の間に表示される。
+オプションを指定しなかった場合、
+chfn は現在のユーザアカウントに対して動作する。
+.SH ファイル
+\fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報
+.SH 関連項目
+.BR passwd (5)
+.SH 著者
+Julianne Frances Haugh <julie78787@gmail.com>
diff --git a/man/ja/man1/chsh.1 b/man/ja/man1/chsh.1
new file mode 100644
index 0000000..75a5133
--- /dev/null
+++ b/man/ja/man1/chsh.1
@@ -0,0 +1,47 @@
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1990 - 1994 Julianne Frances Haugh
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka
+.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause
+.\"
+.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997
+.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp>
+.\" Modified Tue 16 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
+.\" $Id$
+.\"
+.TH CHSH 1
+.SH 名前
+chsh \- ログインシェルを変更する
+.SH 書式
+.TP 5
+\fBchsh\fR
+[\fB\-s\fR \fIlogin_shell\fR] [\fIuser\fR]
+.SH 説明
+\fBchsh\fR はユーザのログインシェルを変更する。
+これによって、ユーザがログインして最初に実行されるコマンドが決まる。
+一般ユーザは自分のアカウントのログインシェルのみを変更できる。
+スーパーユーザは全てのアカウントのログインシェルを変更できる。
+.PP
+ログインシェルは、
+コマンド名が \fI/etc/shells\fR に記載されていればなんでも良い。
+スーパーユーザの場合はこの制限はなく、いかなる値でも指定できる。
+機能を制限されたログインシェルを用いているアカウントからは、
+ログインシェルを変更できないかもしれない。
+この理由から、
+\fB/bin/rsh\fR は \fI/etc/shells\fR には書かないほうが良い。
+誤って機能が制限されたシェルに変更してしまうと、
+ログインシェルを元のものに戻せなくなってしまうからである。
+.PP
+\fB\-s\fR オプションを指定しなかった場合は、
+\fBchsh\fR は対話的に動作する。
+ユーザの現在のログインシェルを表示し、新しい値の入力を促す。
+設定値を変更するなら新しい値を入力し、
+現在の値を使うなら空行のままリターンキーを押せばよい。
+現在のシェルは \fB[ ]\fR 記号の間に表示される。
+.SH ファイル
+\fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報
+.br
+\fI/etc/shells\fR \- 指定できるログインシェルのリスト
+.SH 関連項目
+.BR chfn (1),
+.BR passwd (5)
+.SH 著者
+Julianne Frances Haugh <julie78787@gmail.com>
diff --git a/man/ja/man1/expiry.1 b/man/ja/man1/expiry.1
new file mode 100644
index 0000000..6658372
--- /dev/null
+++ b/man/ja/man1/expiry.1
@@ -0,0 +1,30 @@
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1990 - 1994 Julianne Frances Haugh
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka
+.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause
+.\"
+.\" Modified for expiry by Ben Collins <bcollins@debian.org>, 1999
+.\" Translated Sun 3 Mar 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
+.\" Modified Tue 16 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
+.\"
+.\" $Id$
+.\"
+.TH EXPIRY 1
+.SH 名前
+expiry \- パスワードの期限切れポリシーのチェックと執行
+.SH 書式
+.TP 6
+\fBexpiry\fR [\fB\-c\fR] [\fB\-f\fR]
+.SH 説明
+.B expiry
+は現在のパスワード期限切れ情報をチェック (\fB\-c\fR) し、
+必要な場合は変更を強制する (\fB\-f\fR)。
+このコマンドは通常のユーザコマンドとして呼び出し可能である。
+.SH ファイル
+\fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報
+.br
+\fI/etc/shadow\fR \- shadow 化されたユーザアカウント情報
+.SH 関連項目
+.BR passwd (5),
+.BR shadow (5)
+.SH 著者
+Ben Collins <bcollins@debian.org>
diff --git a/man/ja/man1/gpasswd.1 b/man/ja/man1/gpasswd.1
new file mode 100644
index 0000000..1b34157
--- /dev/null
+++ b/man/ja/man1/gpasswd.1
@@ -0,0 +1,70 @@
+.\"$Id$
+.\" Copyright 1996, Rafal Maszkowski <rzm@pdi.net>
+.\" All rights reserved. You can redistribute this man page and/or
+.\" modify it under the terms of the GNU General Public License as
+.\" published by the Free Software Foundation; either version 2 of the
+.\" License, or (at your option) any later version.
+.\"
+.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997
+.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp>
+.\" Updated & Modified 3 Mar 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
+.\" Modified Tue 16 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
+.\"
+.TH GPASSWD 1
+.SH 名前
+gpasswd \- /etc/groupファイルを管理する
+.SH 書式
+\fBgpasswd\fR \fIgroup\fR
+.br
+\fBgpasswd \-a\fR \fIuser\fR \fIgroup\fR
+.br
+\fBgpasswd \-d\fR \fIuser\fR \fIgroup\fR
+.br
+\fBgpasswd \-R\fR \fIgroup\fR
+.br
+\fBgpasswd \-r\fR \fIgroup\fR
+.br
+\fBgpasswd\fR [\fB\-A\fR \fIuser\fR,...] [\fB\-M\fR \fIuser\fR,...] \fIgroup\fR
+.SH 説明
+.B gpasswd
+は /etc/group ファイル
+(および SHADOWGRP を定義してコンパイルした時は /etc/gshadow ファイル)
+の管理に用いられる。
+各グループには、管理者・メンバー・パスワードを設定できる。
+システム管理者は、
+\fB\-A\fR オプションを使ってグループ管理者 (複数でも可) を定義したり、
+\fB\-M\fR オプションを使ってメンバーを定義したりでき、
+各グループの管理者・メンバーと同等の特権を持つ。
+.PP
+グループ管理者は、\fB\-a\fR オプションを用いてユーザを追加したり、
+\fB\-d\fR オプションを用いてユーザを削除したりできる。
+管理者は \fB\-r\fR オプションを用いてグループパスワードを削除できる。
+パスワードが設定されていない時は、
+グループのメンバーのみが
+.BR newgrp (1)
+を用いてグループの一員になれる。
+オプション \fB\-R\fR を指定すると、
+.BR newgrp (1)
+コマンドを用いたグループへのアクセスはできなくなる。
+.PP
+グループの管理者がグループ名のみを指定して
+.B gpasswd
+コマンドを実行した場合は、
+パスワードの入力を求められる。
+パスワードが設定されている場合でも、
+メンバーはパスワードなしで
+.BR newgrp (1)
+コマンドを使えるが、
+メンバーでない人はパスワードを入力しなくてはならない。
+.SH ファイル
+\fI/etc/group\fR \- グループ情報
+.br
+\fI/etc/gshadow\fR \- shadow されたグループ情報
+.SH 関連項目
+.BR newgrp (1),
+.BR groupadd (8),
+.BR groupdel (8),
+.BR groupmod (8),
+.BR grpck (8)
+.SH 著者
+Rafal Maszkowski <rzm@pdi.net>
diff --git a/man/ja/man1/groups.1 b/man/ja/man1/groups.1
new file mode 100644
index 0000000..d316afe
--- /dev/null
+++ b/man/ja/man1/groups.1
@@ -0,0 +1,39 @@
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1991 - 1994 Julianne Frances Haugh
+.\" SPDX-FileCopyrightText: Copyright (c) 2001 Maki KURODA
+.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause
+.\" Translated Tue Oct 30 11:58:18 JST 2001 by Maki KURODA <mkuroda@aisys\-jp.com>
+.\" Modified Tue 16 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
+.\"
+.\" $Id$
+.\"
+.\"WORD: concurrent group set 同時所属グループ集合
+.\"WORD: real group ID 実グループ ID
+.\"WORD: effective group ID 実効グループ ID
+.\"
+.TH GROUPS 1
+.SH 名前
+groups \- 現在のグループ名の表示
+.SH 書式
+\fBgroups\fR [\fIuser\fR]
+.SH 説明
+.B groups
+は現在のグループの名前または ID 値を表示する。
+ID 値に対応する名前が \fI/etc/group\fR に登録されていなければ、
+数値のグループ ID で表示される。
+パラメータとして \fIuser\fR を与えると、
+指定した \fIuser\fR が所属するグループ名を表示する。
+.SH 注意
+同時所属グループ集合 (concurrent group set)
+をサポートしていないシステムでは、
+\fI/etc/group\fR の情報が報告される。
+ユーザが現在の実グループ ID や実効グループ ID を変更するには、
+\fBnewgrp\fR や \fBsg\fR を使用しなければならない。
+.SH ファイル
+/etc/group \- グループ情報
+.SH 関連項目
+.BR newgrp (1),
+.BR getuid (2),
+.BR getgid (2),
+.BR getgroups (2)
+.SH 著者
+Julianne Frances Haugh <julie78787@gmail.com>
diff --git a/man/ja/man1/id.1 b/man/ja/man1/id.1
new file mode 100644
index 0000000..3f15aa2
--- /dev/null
+++ b/man/ja/man1/id.1
@@ -0,0 +1,33 @@
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1991 Julianne Frances Haugh
+.\" SPDX-FileCopyrightText: Copyright (c) 2000 ISHIKAWA Keisuke
+.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause
+.\"
+.\" Translated Thu Nov 9 23:17:10 JST 2000
+.\" by ISHIKAWA Keisuke
+.\" Modified Tue 16 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
+.\"
+.\" $Id$
+.\"
+.TH ID 1
+.SH 名前
+id \- 現在のユーザ ID 名とグループ ID 名を表示する
+.SH 書式
+\fBid\fR [\fB\-a\fR]
+.SH 説明
+\fBid\fRは、現在の実ユーザ ID、実効ユーザ ID、実グループ ID、
+実効グループ ID の名前または値を表示する。
+値に対応するエントリが \fI/etc/passwd\fR や
+\fI/etc/group\fR に存在しない場合は、
+対応する名前は表示されずに値だけが表示される。
+ユーザが同時に複数のグループのメンバーになれるシステムでは、
+\fB\-a\fR オプションを指定するとグループの集合が表示される。
+.SH ファイル
+\fI/etc/passwd\fR \- ユーザーアカウント情報
+.br
+\fI/etc/group\fR \ \- グループ情報
+.SH 関連項目
+.BR getgid (2),
+.BR getgroups (2),
+.BR getuid (2)
+.SH 著者
+Julianne Frances Haugh <julie78787@gmail.com>
diff --git a/man/ja/man1/login.1 b/man/ja/man1/login.1
new file mode 100644
index 0000000..cd90169
--- /dev/null
+++ b/man/ja/man1/login.1
@@ -0,0 +1,119 @@
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1989 - 1994 Julianne Frances Haugh
+.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause
+.\"
+.\" $Id$
+.\"
+.TH LOGIN 1
+.SH 名前
+login \- システム上でセッションを開く
+.SH 書式
+\fBlogin\fR [\fB\-p\fR] [\fIusername\fR] [\fIENV=VAR\fR ...]
+.br
+\fBlogin\fR [\fB\-p\fR] [\fB\-h\fR \fIhost\fR] [\fB\-f\fR \fIusername\fR]
+.br
+\fBlogin\fR [\fB\-p\fR] \fB\-r\fR \fIhost\fR
+.SH 説明
+.B login
+はシステムに新たにセッションを開くために用いられる。
+通常は、ユーザの端末に表示される
+.I login:
+というプロンプトに応じる事によって自動的に起動される。
+.B login
+はシェル専用のものであり、
+サブプロセスとして起動することはできない。
+通常シェルは
+.B login
+を
+\fBexec login\fR とみなすので、ユーザは現在のシェルから抜けることになる。
+ログインシェル以外から \fBlogin\fR を起動しようとすると、
+エラーメッセージが表示される。
+.PP
+次いで、必要な場合には、ユーザはパスワードを入力するよう促される。
+パスワードを表示してしまわないよう、エコーは行われない。
+数回以上パスワード入力に失敗すると
+\fBlogin\fR は終了し、通信の接続は切断されてしまう。
+.PP
+アカウントに対してパスワードの有効期限が設定されている場合は、
+先に進む前に新しいパスワードの設定を促されることもある。
+セッションを続けるためには古いパスワードと
+新しいパスワードを入力しなくてはならない。
+詳しい情報は \fBpasswd\fR(1) を参照すること。
+.PP
+ログインに成功すると、システムメッセージやメールの有無が表示される。
+ログインディレクトリに長さ 0 のファイル \fI.hushlogin\fR を作っておけば、
+システムメッセージファイルである
+\fI/etc/motd\fR の表示を無効にできる。
+メールに関するメッセージは、メールボックスの状態によって
+"\fBYou have new mail.\fR",
+"\fBYou have mail.\fR",
+"\fBNo Mail.\fR"
+のいずれかになる。
+.PP
+ユーザ ID とグループの ID は
+\fI/etc/passwd\fR ファイル中に記載されている値に従って設定される。
+\fB$HOME\fR, \fB$SHELL\fR, \fB$PATH\fR, \fB$LOGNAME\fR, \fB$MAIL\fR
+の値は、パスワードエントリのそれぞれのフィールドに従って設定される。
+ulimit, umask, nice 値が、
+GECOS フィールドのエントリーによって設定されることもある。
+.PP
+インストール時の設定によっては、
+\fI/etc/ttytype\fR の指定に従って、
+環境変数\fB$TERM\fRが tty 接続の端末の型 (terminal type)
+に初期化されることもある。
+.PP
+コマンドインタプリタの初期化スクリプトが実行されることもある。
+この機能についての詳しい情報は適当なマニュアルセクションを参照のこと。
+.PP
+サブシステムログインでは、
+ログインシェルの最初の文字に "*" を置く。
+渡されたホームディレクトリは、
+ユーザが実際にログインする新しいファイルシステムのルートとして扱われる。
+.SH オプション
+.TP
+.B \-p
+環境を保存する。
+.TP
+.B \-f
+ユーザはすでに認証されているものとして、認証動作を行なわない。
+.TP
+.B \-h
+このログインのリモートホストの名前。
+.TP
+.B \-r
+rlogin の自動ログインプロトコルを実行する。
+.PP
+\fB\-r\fP, \fB\-h\fP, \fB\-f\fP オプションは、
+root が \fBlogin\fP を起動した場合にのみ用いる。
+.SH 警告
+この版の \fBlogin\fR には多くのコンパイル時オプションがあるが、
+サイトによってはこのうちの一部しか使われていないかもしれない。
+.PP
+システム設定の違いによって上記ファイルの置き場所は変わる。
+.SH ファイル
+\fI/var/run/utmp\fR \- 現在のログインセッションのリスト
+.br
+\fI/var/log/wtmp\fR \- 過去のログインセッションのリスト
+.br
+\fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報
+.br
+\fI/etc/shadow\fR \- 暗号化パスワードと有効期限情報
+.br
+\fI/etc/motd\fR \- システムメッセージファイル
+.br
+\fI/etc/nologin\fR \- root 以外のユーザのログインを禁止する
+.br
+\fI/etc/ttytype\fR \- 端末の型のリスト
+.br
+\fI$HOME/.hushlogin\fR \- システムメッセージの表示を抑制する
+.SH 関連項目
+.BR mail (1),
+.BR passwd (1),
+.BR sh (1),
+.BR su (1),
+.\" .BR d_passwd (5),
+.BR login.defs (5),
+.BR nologin (5),
+.BR passwd (5),
+.BR getty (8)
+.SH 著者
+Julianne Frances Haugh <julie78787@gmail.com>
diff --git a/man/ja/man1/newgrp.1 b/man/ja/man1/newgrp.1
new file mode 100644
index 0000000..b71bb12
--- /dev/null
+++ b/man/ja/man1/newgrp.1
@@ -0,0 +1,68 @@
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1991 Julianne Frances Haugh
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka
+.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause
+.\"
+.\" $Id$
+.\"
+.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997
+.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp>
+.\" Updated & Modified Sun 3 Mar 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
+.\" Modified Tue 16 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
+.\"
+.TH NEWGRP 1
+.SH 名前
+newgrp \- 新しいグループにログインする
+.br
+sg \- 別のグループ ID でコマンドを実行する
+.SH 書式
+\fBnewgrp\fR [\fB\-\fR] [\fIgroup\fR]
+.br
+\fBsg\fR [\fB\-\fR] [\fIgroup\fR [[\fB\-c\fR] \fIcommand\fR]]
+.SH 説明
+.B newgrp
+はログインセッション中に現在のグループ ID を変更するために用いられる。
+オプションとして \fB\-\fR フラグを与えた場合は、
+新たにログインしたのと同じ様に環境が再初期化される。
+そうでない場合は、現在の作業ディレクトリを含めて、
+現在の環境は変化しない。
+.PP
+.B newgrp
+は現在の実グループ ID を、指定したグループに
+(グループ名を指定しなかった場合は \fI/etc/passwd\fR
+に記載されたデフォルトのグループに) 変更する。
+ユーザにはパスワードがなくグループにはある場合、
+あるいはユーザがグループのメンバーではなく
+グループにパスワードがある場合には、
+そのユーザはパスワードの入力を求められる。
+グループのパスワードが設定されておらず、
+かつユーザがグループのメンバーでない場合は、
+アクセスは拒否される。
+.PP
+.B sg
+コマンドは
+.B newgrp
+と同様に動作するが、コマンドを受け付ける。
+このコマンドは \fB/bin/sh\fR シェルで実行される。
+コマンドが複数の単語からなる場合は、
+sg の実行元となるであろうシェルのほとんどにおいて、
+これらをクォートする必要があるだろう。
+.BR newgrp " と " sg
+のもう一つの違いは、
+特定のシェルが \fBnewgrp\fR を特別に扱う点にある。
+このようなシェルは、自分自身を
+.B newgrp
+が生成した新しい実体と置き換える。このようなことは
+.B sg
+では起きないので、
+.B sg
+コマンドから戻った際には以前のグループ ID に戻る。
+.SH ファイル
+\fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報
+.br
+\fI/etc/group\fR \- グループ情報
+.SH 関連項目
+.BR id (1),
+.BR login (1),
+.BR su (1)
+.SH 著者
+Julianne Frances Haugh <julie78787@gmail.com>
diff --git a/man/ja/man1/passwd.1 b/man/ja/man1/passwd.1
new file mode 100644
index 0000000..d342548
--- /dev/null
+++ b/man/ja/man1/passwd.1
@@ -0,0 +1,193 @@
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1989 - 1994 Julianne Frances Haugh
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka
+.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause
+.\"
+.\" $Id$
+.\"
+.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997
+.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp>
+.\" Updated 2 Mar 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
+.\" Modified Tue 16 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
+.\"
+.TH PASSWD 1
+.SH 名前
+passwd \- ユーザパスワードを変更する
+.SH 書式
+\fBpasswd\fR [\fB\-f\fR|\fB\-s\fR] [\fIname\fR]
+.br
+\fBpasswd\fR [\fB\-g\fR] [\fB\-r\fR|\fB\-R\fR] \fIgroup\fR
+.br
+\fBpasswd\fR [\fB\-x\fR \fImax\fR] [\fB\-n\fR \fImin\fR]
+[\fB\-w\fR \fIwarn\fR] [\fB\-i\fR \fIinact\fR] \fIlogin\fR
+.br
+\fBpasswd\fR {\fB\-l\fR|\fB\-u\fR|\fB\-d\fR|\fB\-S\fR|\fB\-e\fR} \fIlogin\fR
+.SH 説明
+\fBpasswd\fR はユーザアカウント・グループアカウントのパスワードを変更する。
+一般ユーザは自分のアカウントのパスワードしか変更できない。
+スーパーユーザはいかなるアカウントのパスワードも変更できる。
+グループの管理者はグループのパスワードを変更できる。
+\fBpasswd\fR によって、ユーザのフルネーム・ログインシェル・
+パスワードの期限切れの日付・
+有効期間といったアカウント情報を変更することもできる。
+.PP
+.B \-s
+オプションを指定すると
+.BR passwd " は " chsh
+を呼び出してユーザのシェルを変更する。
+.B \-f
+オプションを指定すると
+.BR passwd " は " chfn
+を呼び出してユーザの GECOS 情報を変更する。
+これらの 2 つのオプションは互換性のためだけにある。
+chsh や chfn を直接呼び出しても構わない。
+.SS パスワードの変更
+パスワードが既にある場合は、まず古いパスワードを入力するよう促される。
+入力されたパスワードは暗号化され、記録されているものと照合される。
+正しいパスワードを 1 回で入力しなくてはならない。
+スーパーユーザは、パスワードを忘れてしまった際の変更も行なえる様に、
+このステップを省略できる。
+.PP
+パスワードが入力された後、パスワード有効期限の情報を調べ、
+現在パスワードの変更が許されているか検査する。
+もし許可されていない場合は、
+\fBpasswd\fR は変更を拒否して終了する。
+.PP
+次にユーザは、置き換えるパスワードを入力するよう促される。
+入力されたパスワードは、充分複雑かどうか検査される。
+一般的な指針としては、
+パスワードは以下の集合それぞれから一つ以上の文字を使った
+6 から 8 文字のものにすべきである。
+.IP "" .5i
+小文字のアルファベット
+.IP "" .5i
+大文字のアルファベット
+.IP "" .5i
+0 から 9 までの数字
+.IP "" .5i
+句読点
+.PP
+システムのデフォルトの消去文字や
+kill 文字を含めないように注意すること。
+\fBpasswd\fR はあまりに単純なパスワードへの変更は拒否する。
+.PP
+入力したパスワードが受け入れられた場合、
+\fBpasswd\fR はもう一度入力を促し、
+二番目に入力したものを最初のものと比較する。
+パスワード変更が受け入れられるためには、
+この両者が合致しなくてはならない。
+.SS グループパスワード
+\fB\-g\fR オプションを用いた場合、
+指定したグループのパスワードが変更される。
+このオプションはスーパーユーザか指定したグループの管理者しか使えない。
+現在のグループパスワードは尋ねてこない。
+\fB\-g\fR オプションを \fB\-r\fR オプションとともに用いると、
+指定したグループのパスワードが削除される。
+こうすると全てのメンバーがこのグループにアクセスできるようになる。
+\fB\-R\fR オプションを \fB\-g\fR オプションとともに用いると、
+全てのユーザに対して指定したグループへのアクセスを禁止できる。
+.SS パスワードの有効期限情報
+スーパーユーザは、パスワードの有効期限に関する情報を変更できる。
+これには \fB\-x\fR, \fB\-n\fR, \fB\-w\fR, \fB\-i\fR などのオプションを用いる。
+\fB\-x\fR オプションはパスワードが有効な最長日数を設定するのに用いられる。
+\fImax\fR 日が過ぎるとパスワードを変更するように求められる。
+\fB\-n\fR オプションはパスワードが変更可能となるまでの
+最短日数を設定するのに用いられる。
+ユーザは \fImin\fR 日が経過した後でないとパスワードを変更できない。
+\fB\-w\fR オプションはパスワードの使用期限が来る前に
+何日間警告を与えるかを設定するために用いられる。
+期限切れの \fIwarn\fR 日前から注意が開始され、
+パスワードが期限切れになるまであと何日残っているかが示される。
+\fB\-i\fR オプションは、
+パスワードの期限が切れてから何日間経過したら、
+そのアカウントを使用不能の状態にするかを設定するのに用いる。
+\fIinact\fR 日間アカウントをパスワード期限切れ状態のままにすると、
+ユーザはそのアカウントに入れなくなる。
+.PP
+あるアカウントのパスワードを直ちに期限切れにしたい場合は、
+\fB\-e\fR オプションを用いればよい。
+するとそのユーザは次にログインする際にパスワードを変更するよう強制される。
+\fB\-d\fR オプションを使って、ユーザのパスワードを削除することもできる
+(パスワードが空になる)。このオプションは注意して使うこと。
+これを使うと、そのアカウントはログインにパスワードを全く必要としなくなり、
+システムが侵入者に対してオープンになってしまう。
+.SS アカウントの保守
+\fB\-l\fR フラグと \fB\-u\fR フラグを用いると、
+ユーザアカウントをロックしたり、そのロックを外したりできる。
+\fB\-l\fR オプションを用いると、
+パスワードフィールドの値は暗号化された如何なる値ともマッチしなくなり、
+アカウントは使用不能になる。
+\fB\-u\fR オプションを用いると、パスワードは以前の値に戻り、
+アカウントが再び使用可能となる。
+.PP
+\fB\-S\fR オプションを用いるとアカウントの状態が表示される。
+アカウントの状態の情報は 6 つの部分からなる。
+最初の部分は、アカウントにロックがかけられている (L)、
+パスワードが存在しない (NP)、
+もしくは使用可能なパスワードがある (P) といった情報を示す。
+2 番目は最後にパスワードが変更された日付を示す。
+残りの4つの部分はそれぞれパスワードの最短期限、最長期限、警告期間、
+使用不能期間である。
+.SS ユーザパスワードに対するヒント
+パスワードの安全性は暗号化アルゴリズムの強力さとキー空間の大きさに依存する。
+\fB\s-2UNIX\s+2\fR のシステム暗号化の方法は
+NBS DES アルゴリズムに基づいており、非常に安全性が高い。
+キー空間の大きさは選ばれたパスワードのランダムさに依存する。
+.PP
+パスワードの安全性が脅かされるのは、
+大抵の場合パスワードの選択や扱いが不注意なためである。
+従ってパスワードとしては、
+辞書に載っているものや書き留めなければならないものは
+避けるべきである。
+また、固有名詞・免許証番号・誕生日・自宅の住所などを
+パスワードにするのも避けるべきである。
+これらはいずれもシステムセキュリティを破る際に、
+推量情報に用いられる可能性があるからである。
+.PP
+パスワードは紙片に書き留めておく必要が無いよう、
+簡単に思い出せるものにしなくてはならない。
+これは例えば、
+短い二つの単語をくっつけて、
+その間に特殊記号や数字を挟み込むことによって作れる。
+例えば Pass%word など。
+.PP
+他の作り方としては、文学作品などから思い出しやすい句を選び出し、
+それぞれの単語から最初もしくは最後の文字を抜き出す方法がある。
+この方法の例としては、
+.IP "" .5i
+Ask not for whom the bell tolls.
+.PP
+という句から
+.IP "" .5i
+An4wtbt.
+というパスワードが作り出せる。
+.PP
+クラッカーの辞書には、
+こんな語句は載っていなさそうだ、とみなしても良いだろう。
+しかし、ここに示した方法だけに頼るのではなく、
+自分独自のパスワードの作り方を考え出すべきである。
+.SS グループのパスワードに関する注意
+グループパスワードは、一人以上の人間が知ることが許されるものであるから、
+本質的にセキュリティ上の問題を抱えている。
+しかしグループを使えば別々の人間が共同で作業する事ができるので、
+これは便利なツールではある。
+.SH 警告
+全てのオプションが使えるようには設定されていないかもしれない。
+パスワードの複雑さの検証はサイトによって異なるだろう。
+ユーザはシステムが満足するような、
+充分複雑なパスワードを選ぶよう強制される。
+NIS が動作していて、
+かつ NIS サーバ以外にログインしているユーザは、
+パスワードを変更できない。
+(訳注: この場合
+.BR yppasswd (8)
+を用いる。)
+.SH ファイル
+\fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報
+.br
+\fI/etc/shadow\fR \- 暗号化されたユーザパスワード
+.SH 関連項目
+.BR group (5),
+.BR passwd (5),
+.BR shadow (5)
+.SH 著者
+Julianne Frances Haugh <julie78787@gmail.com>
diff --git a/man/ja/man1/sg.1 b/man/ja/man1/sg.1
new file mode 100644
index 0000000..d07c5e4
--- /dev/null
+++ b/man/ja/man1/sg.1
@@ -0,0 +1 @@
+.so man1/newgrp.1
diff --git a/man/ja/man1/su.1 b/man/ja/man1/su.1
new file mode 100644
index 0000000..b3f3d05
--- /dev/null
+++ b/man/ja/man1/su.1
@@ -0,0 +1,64 @@
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1989 - 1990 Julianne Frances Haugh
+.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka
+.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause
+.\"
+.\" $Id$
+.\"
+.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997
+.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp>
+.\" Updated Wed Apr 26 JST 2000 by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
+.\" Updated Fri Jan 12 JST 2001 by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
+.\" Updated Mon Mar 4 JST 2002 by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
+.\" Modified Tue 16 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
+.\"
+.TH SU 1
+.SH 名前
+su \- ユーザIDを変更する。またはスーパーユーザになる
+.SH 書式
+\fBsu\fR [\fB\-\fR] [\fIusername\fR [\fIargs\fR]]
+.SH 説明
+\fBsu\fR はログインセッション中に別のユーザになるために用いる。
+ユーザ名を指定せずに起動した場合、
+デフォルトではスーパーユーザの ID に変更する。
+オプション引数 \fB\-\fR を用いると、
+直接ログインした場合と同じ環境に初期化される。
+.PP
+ユーザ名の後ろに追加の引数を与えることもでき、
+その場合引数はユーザのログインシェルに渡される。
+特に、その引数の一つとして \fB\-c\fR を渡した場合、
+それに続く引数は大部分のコマンドインタプリタにコマンドとして解釈される。
+コマンドはそのユーザに (\fI/etc/passwd\fR で)
+指定されているシェルで実行される。
+.PP
+必要な場合には、ユーザにはパスワードの入力が促される。
+間違ったパスワードが入力された場合にはエラーメッセージが出力される。
+\fIsu\fRしようとした場合は、システムの濫用を検知するために、
+それが正しい場合も不正な場合も常に記録が残される。
+.PP
+現在の環境は新しいシェルに引き継がれる。
+ただし
+\fB$PATH\fR の値は、
+通常のユーザでは \fB/bin:/usr/bin\fR に、
+スーパーユーザでは \fB/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin\fR
+に再設定される。
+これは \fI/etc/login.defs\fR の
+\fBENV_PATH\fR と \fBENV_SUPATH\fR で変更できる。
+.PP
+サブシステムログインでは、
+ログインシェルの最初の文字に "*" を置く。
+渡されたホームディレクトリは、
+ユーザが実際にログインする新しいファイルシステムのルートとして扱われる。
+.SH 警告
+この版の \fBsu\fR には多くのコンパイル時オプションがあるが、
+サイトによってはこの一部しか設定されていないこともある。
+.SH ファイル
+\fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報
+.br
+\fI/etc/shadow\fR \- 暗号化パスワードと有効期限情報
+.SH 関連項目
+.BR login (1),
+.BR sh (1),
+.BR login.defs (5),
+.BR suauth (5)
+.SH 著者
+Julianne Frances Haugh <julie78787@gmail.com>