diff options
Diffstat (limited to 'man/ja/man8')
-rw-r--r-- | man/ja/man8/chpasswd.8 | 45 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/faillog.8 | 71 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/groupadd.8 | 43 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/groupdel.8 | 40 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/groupmod.8 | 44 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/grpck.8 | 90 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/grpconv.8 | 1 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/grpunconv.8 | 1 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/lastlog.8 | 56 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/logoutd.8 | 29 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/newusers.8 | 45 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/pwck.8 | 95 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/pwconv.8 | 80 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/pwunconv.8 | 1 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/sulogin.8 | 69 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/useradd.8 | 150 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/userdel.8 | 51 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/usermod.8 | 119 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/vigr.8 | 1 | ||||
-rw-r--r-- | man/ja/man8/vipw.8 | 38 |
20 files changed, 1069 insertions, 0 deletions
diff --git a/man/ja/man8/chpasswd.8 b/man/ja/man8/chpasswd.8 new file mode 100644 index 0000000..4b4ffff --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/chpasswd.8 @@ -0,0 +1,45 @@ +.\"$Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1991, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" +.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 +.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp> +.\" Updated Wed Apr 26 18:06:10 JST 2000 +.\" by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org> +.\" Updated & Modified Sat 21 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.TH CHPASSWD 8 +.SH 名前 +\fBchpasswd\fR \- パスワードファイルをバッチ処理で更新する +.SH 書式 +\fBchpasswd\fR [\fB\-e\fR] +.SH 説明 +\fBchpasswd\fR コマンドは +標準入力からユーザ名とパスワードの組が記されているファイルを読み込み、 +その情報を用いて既存のユーザ群のパスワード情報を更新する。 +\-e オプションがない場合は、パスワードは平文とみなされる。 +\-e オプションがある場合は、パスワードは暗号化されているとみなされる。 +各行の書式は次の通り。 +.sp 1 + \fIuser_name\fR:\fIpassword\fR +.sp 1 +指定したユーザは既に存在していなければならない。 +与えられたパスワードは必要に応じて暗号化され、 +パスワードの有効期限がある場合はそれも更新される。 +.PP +このコマンドは、同時に大量のアカウントを作成するような、 +大規模なシステム環境で用いるために作られた。 +.SH 警告 +.\" The \fBmkpasswd\fR command must be executed afterwards to update the +.\" DBM password files. +入力ファイルに暗号化されていないパスワードが記されている場合は、 +適切に保護しておかなければならない。 +.\" This command may be discarded in favor of the newusers(8) command. +.SH 関連項目 +.\" mkpasswd(8), passwd(1), useradd(1) +.BR passwd (1), +.BR newusers (8), +.BR useradd (8) +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) diff --git a/man/ja/man8/faillog.8 b/man/ja/man8/faillog.8 new file mode 100644 index 0000000..88f5edb --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/faillog.8 @@ -0,0 +1,71 @@ +.\"$Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1989 \- 1994, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" +.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 +.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp> +.\" Modified Sat 21 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.TH FAILLOG 8 +.SH 名前 +faillog \- faillog を調べ、login 失敗の制限を設定する +.SH 書式 +\fBfaillog\fR [\fB\-u\fR \fIlogin\-name\fR] [\fB\-a\fR] [\fB\-t\fR \fIdays\fR] +[\fB\-m\fR \fImax\fR] [\fB\-pr\fR] +.SH 説明 +\fBfaillog\fR はログインの失敗を記録するログファイル +\fI/var/log/faillog\fR の内容を整形し、 +失敗の回数と制限値を記録・管理する。 +\fBfaillog\fR に与える引数の順序は重要であり、 +各引数は与えられた順に直ちに処理される。 +.PP +\fB\-p\fR フラグを指定するとログイン失敗のエントリを UID 順に表示する。 +\fB\-u \fIlogin\-name\fR と入力すると、 +\fIlogin\-name\fR のログイン失敗記録のみを表示する。 +\fB\-t \fIdays\fR と入力すると、 +最近 \fIdays\fR 日以内のログイン失敗の記録を表示する。 +\fB\-u\fR フラグを指定すると \fB\-t\fR フラグは無視される。 +.\"nakano というのが実際の動作のような気がするのだけど... +\fB\-a\fR フラグを用いると全ユーザに対する記録が表示される。 +このフラグを \fB\-p\fR フラグとともに用いると、 +これまでにログインに失敗した全てのユーザが表示される。 +\fB\-a\fR は \fB\-r\fR フラグと用いても意味が無い。 +.PP +\fB\-r\fR フラグはログイン失敗回数の記録をリセットする。 +このオプションを用いるには +\fI/var/log/faillog\fR への書き込み権限が必要である。 +\fB\-u \fIlogin\-name\fR と入力すると、 +\fIlogin\-name\fR のログイン失敗回数のみをリセットする。 +.PP +\fB\-m\fR フラグは、 +アカウントが使用不能になるまでの最大のログイン失敗回数を設定する。 +このオプションを用いるには +\fI/var/log/faillog\fR への書き込み権限が必要である。 +\fB\-m \fImax\fR と入力すると、 +全てのアカウントはログイン失敗回数が \fImax\fR になると使用不能になる。 +.\"nakano double meaning... +\fB\-u \fIlogin\-name\fR を同時に用いると、 +この機能を \fIlogin\-name\fR だけに作用させることができる。 +\fImax\fR の値を 0 にするとログインの失敗回数には制限が無くなる。 +システムに対するサービス不能攻撃を防ぐため、 +\fBroot\fR の最大ログイン失敗回数は常に 0 にしておくべきである。 +.PP +オプションはほぼどのように組み合わせても良い。 +\fB\-p\fR, \fB\-r\fR, \fB\-m\fR +の各オプションは、 +\fB\-u\fR, \fB\-t\fR の指定による修正を受け、 +指定した順に実行される。 +.SH 警告 +\fBfaillog\fR は、 +最後に失敗して以降ログインに成功していないユーザのみを表示する。 +ログインに失敗した後に正しくログインできたユーザも表示させるには、 +\fB\-u\fR フラグを用いてそのユーザを明示的に指定するか、 +\fB\-a\fR フラグを用いて全ユーザを表示させなければならない。 +.SH ファイル +\fI/var/log/faillog\fR \- 失敗を記録したファイル +.SH 関連項目 +.BR login (1), +.BR faillog (5) +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) diff --git a/man/ja/man8/groupadd.8 b/man/ja/man8/groupadd.8 new file mode 100644 index 0000000..926cc8f --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/groupadd.8 @@ -0,0 +1,43 @@ +.\"$Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1991, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" +.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 +.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp> +.\" Updated & Modified Sat 21 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.TH GROUPADD 8 +.SH 名前 +groupadd \- 新しいグループを作成する +.SH 書式 +\fBgroupadd\fR [\fB\-g\fR \fIgid \fR[\fB\-o\fR]] [\fB\-f\fR] \fIgroup\fR +.SH 説明 +\fBgroupadd\fR コマンドは、 +コマンドライン上で指定された値と +システムのデフォルト値とを用いて新しいグループを作成する。 +新しいグループが必要に応じてシステムファイルに記入される。 +\fBgroupadd\fR コマンドに指定できるオプションは次の通り。 +.IP "\fB\-g \fIgid\fR" +新規グループの ID 番号。 +この値は、\fB\-o\fR オプションを用いる場合を除き、他と重複してはならない。 +また非負値でなければならない。 +デフォルトでは、99 および他のあらゆる既存グループの ID よりも大きい、 +最小の数値となる。 +0 から 999 までの値は、 +通常システム用のアカウントに予約されている。 +.SH ファイル +\fI/etc/group\fR \- グループアカウント情報 +.br +\fI/etc/gshadow\fR \- 安全なグループアカウント情報 +.SH 関連項目 +.BR chfn (1), +.BR chsh (1), +.BR passwd (1), +.BR groupdel (8), +.BR groupmod (8), +.BR useradd (8), +.BR userdel (8), +.BR usermod (8) +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) diff --git a/man/ja/man8/groupdel.8 b/man/ja/man8/groupdel.8 new file mode 100644 index 0000000..4222261 --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/groupdel.8 @@ -0,0 +1,40 @@ +.\"$Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1991 - 1993, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" +.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 +.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp> +.\" Updated & Modified Sat 21 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.TH GROUPDEL 8 +.SH 名前 +groupdel \- グループを削除する +.SH 書式 +\fBgroupdel\fR \fIgroup\fR +.SH 説明 +\fBgroupdel\fR コマンドは、システムアカウントファイルを修正し、 +グループ \fIgroup\fR に対応するすべてのエントリを削除する。 +指定されたグループは存在していなければならない。 +.PP +全てのファイルシステムに、 +指定したグループの ID を持つファイルが残っていないことを、 +手作業で確認しなくてはならない。 +.SH 警告 +存在するユーザの主グループを削除してはならない。 +グループを削除する前にそのユーザを削除しなければならない。 +.SH ファイル +\fI/etc/group\fR \- グループ情報 +.br +\fI/etc/gshadow\fR \- 安全なグループ情報 +.SH 関連項目 +.BR chfn (1), +.BR chsh (1), +.BR passwd (1), +.BR groupadd (8), +.BR groupmod (8), +.BR useradd (8), +.BR userdel (8), +.BR usermod (8) +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) diff --git a/man/ja/man8/groupmod.8 b/man/ja/man8/groupmod.8 new file mode 100644 index 0000000..e0d2f7d --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/groupmod.8 @@ -0,0 +1,44 @@ +.\"$Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1991, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 +.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp> +.\" Updated & Modified Sat 21 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.TH GROUPMOD 8 +.SH 名前 +groupmod \- グループを修正する +.SH 書式 +\fBgroupmod\fR [\fB\-g\fR \fIgid\fR [\fB\-o\fR]] [\fB\-n\fR \fIgroup_name\fR] +\fIgroup\fR +.SH 説明 +\fBgroupmod\fR コマンドは、 +コマンドラインからの指定によって、 +システムアカウントファイルを修正する。 +\fIgroupmod\fR コマンドに指定できるオプションは次の通り。 +.IP "\fB\-g \fIgid\fR" +変更を受けるグループの ID 番号。 +この値は、\fB\-o\fR オプションを用いる場合を除き、他と重複してはならない。 +また非負値でなくてはならない。 +デフォルトは、999 および他のあらゆる既存グループの ID よりも大きい、 +最小の数値となる。 +変更前のグループ ID を持つ全てのファイルは、 +手作業で新しいグループ ID へと変更しなければならない。 +.IP "\fB\-n \fIgroup_name\fR" +グループの名前が \fIgroup\fR から \fIgroup_name\fR に変更される。 +.SH ファイル +\fI/etc/group\fR \- グループ情報 +.br +\fI/etc/gshadow\fR \- 安全なグループ情報 +.SH 関連項目 +.BR chfn (1), +.BR chsh (1), +.BR passwd (1), +.BR groupadd (8), +.BR groupdel (8), +.BR useradd (8), +.BR userdel (8), +.BR usermod (8) +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) diff --git a/man/ja/man8/grpck.8 b/man/ja/man8/grpck.8 new file mode 100644 index 0000000..307a37a --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/grpck.8 @@ -0,0 +1,90 @@ +.\"$Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1992 - 1993, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 +.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp> +.\" Updated & Modified Sat 21 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.TH GRPCK 8 +.SH 名前 +grpck \- グループファイルが正しいかどうか検査する +.SH 書式 +\fBgrpck\fR [\fB\-r\fR] [\fIgroup\fR \fIshadow\fR] +.SH 説明 +\fBgrpck\fR コマンドはシステムの認証情報が正しいかどうか検査する。 +\fI/etc/group\fR と \fI/etc/gshadow\fR +各ファイルの全てのエントリに対し、 +各フィールドの書式が正しいか、 +そのデータが有効なものかどうかを検証する。 +書式が正しくないエントリや、 +修正不能な誤りを含むエントリは削除するようプロンプトを出す。 +.P +各々のエントリに対して +.sp +.in +.5i +\- フィールドの数が正しいか +.br +\- グループ名に重複がないか +.br +\- メンバーのリストと管理者のリストが正しいか +.in -.5i +.sp +がチェックされる。 +.P +フィールドの数が間違っていたり、 +グループ名が重複しているのは致命的なエラーである。 +フィールドの数が正しくない場合、 +ユーザーはそのエントリ行を削除するよう促される。 +削除に同意しなかった場合は、それ以降のチェックは行われない。 +重複したグループ名があった場合も削除を促されるが、 +この場合は削除しなくてもそれ以降のチェックは続行される。 +他の全てのエラーに対しては警告がなされる。 +\fBgroupmod\fR コマンドを実行してそのエラーを修正すると良いだろう。 +.P +\fI/etc/group\fR ファイルを操作するコマンドは、 +壊れたエントリや重複したエントリを変更できない。 +そのような際に誤りのあるエントリを削除するには +\fBgrpck\fR を用いるとよい。 +.SH オプション +デフォルトでは \fBgrpck\fR は \fI/etc/group\fR ファイルと +\fI/etc/gshadow\fR に対して動作する。 +\fIgroup\fR パラメータと \fIshadow\fR パラメータを用いて、 +別のファイルを選択することもできる。 +さらに \fB\-r\fR フラグを指定すれば、 +リードオンリーモードでコマンドを実行することもできる。 +この場合、変更を行うかどうかはユーザへ問い合わされず、 +自動的に \fBno\fR と回答される。 +.B grpck +は +\fI/etc/group\fR と \fI/etc/gshadow\fR +のエントリを GID でソートすることもできる。 +ソートモードで動作させるには \fB\-s\fR フラグを与える。 +この場合チェックは行われず、単にソートするだけである。 +.SH ファイル +\fI/etc/group\fR \ \- グループアカウント情報 +.br +\fI/etc/gshadow\fR \- 暗号化されたパスワードとグループ管理者情報 +.br +\fI/etc/passwd\fR \ \- ユーザー情報 +.SH 関連項目 +.BR group (5), +.BR passwd (5), +.BR shadow (5), +.BR groupmod (8) +.SH 返り値 +\fBgrpck\fR コマンドは終了時に以下の値を返す: +.IP 0 5 +成功 +.IP 1 5 +構文エラー +.IP 2 5 +誤ったグループエントリが存在する +.IP 3 5 +グループファイルをオープンできない +.IP 4 5 +グループファイルをロックできない +.IP 5 5 +グループファイルを更新できない +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) diff --git a/man/ja/man8/grpconv.8 b/man/ja/man8/grpconv.8 new file mode 100644 index 0000000..6eed9e8 --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/grpconv.8 @@ -0,0 +1 @@ +.so man8/pwconv.8 diff --git a/man/ja/man8/grpunconv.8 b/man/ja/man8/grpunconv.8 new file mode 100644 index 0000000..6eed9e8 --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/grpunconv.8 @@ -0,0 +1 @@ +.so man8/pwconv.8 diff --git a/man/ja/man8/lastlog.8 b/man/ja/man8/lastlog.8 new file mode 100644 index 0000000..763930d --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/lastlog.8 @@ -0,0 +1,56 @@ +.\"$Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1992, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1992, Phillip Street +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" @(#)lastlog.8 3.3 08:24:58 29 Sep 1993 (National Guard Release) +.\" +.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 +.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp> +.\" Updated & Modified Thu Oct 14 1997 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" Updated Fri Jan 12 2001 by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org> +.\" Updated Mon Mar 4 2002 by kentaro Shirakata <argrath@ub32.org> +.\" Modified Sat 21 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.TH LASTLOG 8 +.SH 名前 +lastlog \- lastlog ファイルを調べる +.SH 書式 +.TP 8 +\fBlastlog\fR [(\fB\-u\fR|\fB\-\-user\fR) \fIlogin\fR] +[(\fB\-t\fR|\fB\-\-time\fR) \fIdays\fR] [(\fB\-h\fR|\fB\-\-help\fR)] +.SH 説明 +\fBlastlog\fR は最終ログインの記録ファイル +\fI/var/log/lastlog\fR の内容を整形して表示する。 +\fBログイン名\fR・\fBポート\fR・\fB最終ログイン時刻\fR、が表示される。 +オプションを指定しなかった場合、デフォルトでは +lastlog エントリを UID の数値でソートして表示する。 +.TP +\fB\-u\fR, \fB\-\-user\fR \fIlogin\-name\fR +\fIlogin\-name\fR の記録だけを表示する。 +.TP +\fB\-t\fR, \fB\-\-time\fR \fIdays\fR +最近 \fIdays\fR 日以内の最終ログインを表示する。 +.TP +\fB\-h\fR, \fB\-\-help\fR +オンラインヘルプを表示して終了する。 +.PP +\fB\-u\fR フラグを用いると \fB\-t\fR は無視される。 +.\"nakano というのが実際の動作のように見えるのだが。 +.PP +一度もログインしていないユーザに対しては、 +ポートと時刻の代わりに +\fB"**Never logged in**"\fR +というメッセージが表示される。 +.SH ファイル +\fI/var/log/lastlog\fR \- lastlog 記録ファイル +.SH 警告 +UID 番号に大きな飛びがあると、 +lastlog プログラムは長時間画面に何も出力しないまま +実行を続ける (例えば mmdf が 800 で最後の UID が 170 の場合、 +UID が 171\-799 の間プログラムは何も出力しないので、 +ハングしたように見える)。 +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) +.BR +Phillip Street diff --git a/man/ja/man8/logoutd.8 b/man/ja/man8/logoutd.8 new file mode 100644 index 0000000..e1ff2d8 --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/logoutd.8 @@ -0,0 +1,29 @@ +.\"$Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1991, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 +.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp> +.\" Modified Sat 21 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.TH LOGOUTD 8 +.SH 名前 +logoutd \- ログイン時間の制限を実施する +.SH 書式 +\fBlogoutd\fR +.SH 説明 +\fBlogoutd\fR は \fI/etc/porttime\fR +に記されているログイン時間・ポートに対する制限を実施する。 +.B logoutd +は \fI/etc/rc\fR によって起動されるようにする。 +\fI/etc/utmp\fR ファイルが定期的にスキャンされ、 +ログインしている各ユーザが +\fI/etc/porttime\fR 中でのそのユーザの許可 +(ポートと時刻) に反していないか調べる。 +\fI/etc/porttime\fR の制限に反するログインセッションは終了させられる。 +.SH ファイル +/etc/porttime \- ログインとポートの許可 +.br +/etc/utmp \- 現在のログインセッション +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) diff --git a/man/ja/man8/newusers.8 b/man/ja/man8/newusers.8 new file mode 100644 index 0000000..604ca82 --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/newusers.8 @@ -0,0 +1,45 @@ +.\"$Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1991 - 1994, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1996 HANATAKA Shinya +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" Translated Wed Nov 20 17:42:39 JST 1996 +.\" by HANATAKA Shinya +.\" Modified Sun 22 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.TH NEWUSERS 8 +.SH 名前 +newusers \- ユーザの新規作成や情報更新をバッチ処理で行う +.SH 書式 +\fBnewusers\fR [\fInew_users\fR] +.SH 説明 +\fBnewusers\fR はユーザ名と平文パスワードとの組を記したファイルを読み、 +その情報をもとに既存のユーザ情報の変更や新規ユーザの作成を行う。 +このファイルの書式は、 +下記の点を除き標準的なパスワードファイル +(\fBpasswd\fR(5) 参照) と同じである。 +.IP "\fIpw_passwd\fR" 10 +このフィールドが暗号化され、新しい暗号化パスワードとなる。 +.IP "\fIpw_age\fR" +このフィールドは shadow ファイル向けの情報であるが、 +ユーザがすでに存在する場合は無視される。 +.IP "\fIpw_gid\fR" +このフィールドに既存のグループを指定した場合は、 +ユーザはそのグループに加えられる。 +存在しないグループ ID を指定した場合は、 +そのグループ ID で新たなグループが作成される。 +.IP "\fIpw_dir\fR" +このフィールドで指定したディレクトリがすでに存在するかチェックし、 +もし存在しなければ新たにディレクトリが作られる。 +このディレクトリの所有者は、 +新規作成されたユーザ、あるいは情報が変更されたユーザとなる。 +.PP +このコマンドは、同時に大量のアカウントを作成するような、 +大規模なシステム環境で用いるために作られた。 +.SH 警告 +入力ファイルには暗号化されていないパスワードが含まれるため、 +適切に保護しておかなければならない。 +.SH 関連項目 +.BR passwd (1), +.BR useradd (8) +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) diff --git a/man/ja/man8/pwck.8 b/man/ja/man8/pwck.8 new file mode 100644 index 0000000..74ebcbc --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/pwck.8 @@ -0,0 +1,95 @@ +.\"$Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1992, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 +.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp> +.\" Updated Sun 3 Mar 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" Modified Sun 22 Sep 2002 by NAKANO Takeo +.\" +.TH PWCK 8 +.SH 名前 +pwck \- パスワードファイルが正しいかどうか検査する +.SH 書式 +\fBpwck\fR [\fB\-sr\fR] [\fIpasswd\fR \fIshadow\fR] +.SH 説明 +\fBpwck\fR コマンドはシステムの認証情報が正しいかどうか検査する。 +\fI/etc/passwd\fR と \fI/etc/shadow\fR +各ファイルのすべてのエントリに対し、 +各フィールドの書式が正しいか、 +そのデータが有効なものかどうかを検証する。 +書式が正しくないエントリや、 +修正不能な誤りを含むエントリは削除するようプロンプトを出す。 +.P +各々のエントリに対して +.sp +.in +.5i +\- フィールドの数が正しいか +.br +\- ユーザ名に重複がないか +.br +\- ユーザやグループの ID が正しいか +.br +\- プライマリグループが正しいか +.br +\- ホームディレクトリが正しいか +.br +\- ログインシェルが正しいか +.in -.5i +.sp +がチェックされる。 +.P +フィールドの数が間違っていたり、 +グループ名が重複しているのは致命的なエラーである。 +フィールドの数が正しくない場合、 +ユーザーはそのエントリ行を削除するよう促される。 +削除に同意しなかった場合は、それ以降のチェックは行われない。 +重複したグループ名があった場合も削除を促されるが、 +この場合は削除しなくてもそれ以降のチェックは続行される。 +他のすべてのエラーに対しては警告がなされる。 +\fBusermod\fR コマンドを実行してそのエラーを修正すると良いだろう。 +.P +\fI/etc/passwd\fR ファイルを操作するコマンドは、 +壊れたエントリや重複したエントリを変更できない。 +そのような際に誤りのあるエントリを削除するには +\fBpwck\fR を用いるとよい。 +.SH オプション +デフォルトでは \fBpwck\fR は \fI/etc/passwd\fR ファイルと +\fI/etc/shadow\fR に対して動作する。 +\fIpasswd\fR パラメータと \fIshadow\fR パラメータを用いて、 +別のファイルを選択することもできる。 +さらに \fB\-r\fR フラグを指定すれば、 +リードオンリーモードでコマンドを実行することもできる。 +この場合、変更を行うかどうかはユーザへ問い合わされず、 +自動的に \fBno\fR と回答される。 +\fBpwck\fR は \fI/etc/passwd\fR と \fI/etc/shadow\fR +のエントリを UID でソートすることもできる。 +ソートモードで動作させるには \fB\-s\fR フラグを与える。 +この場合チェックは行われず、単にソートするだけである。 +.SH ファイル +\fI/etc/passwd\fR \- ユーザーアカウント情報 +.br +\fI/etc/shadow\fR \- 暗号化されたパスワード情報 +.br +\fI/etc/group\fR \ \- グループ情報 +.SH 関連項目 +.BR group (5), +.BR passwd (5), +.BR shadow (5), +.BR usermod (8) +.SH 返り値 +\fBpwck\fR コマンドは以下の値を返して終了する: +.IP 0 5 +成功 +.IP 1 5 +構文エラー +.IP 2 5 +誤ったパスワードエントリーが存在する +.IP 3 5 +パスワードファイルをオープンできない +.IP 4 5 +パスワードファイルをロックできない +.IP 5 5 +パスワードファイルを更新出来ない +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) diff --git a/man/ja/man8/pwconv.8 b/man/ja/man8/pwconv.8 new file mode 100644 index 0000000..e48a926 --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/pwconv.8 @@ -0,0 +1,80 @@ +.\"$Id$ +.\" +.\" Japanese Version Copyright (c) 2001 Yuichi SATO +.\" all rights reserved. +.\" Translated Sat Dec 1 20:09:17 JST 2001 +.\" by Yuichi SATO <ysato@h4.dion.ne.jp> +.\" Modified Sun 22 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.TH PWCONV 8 "26 Sep 1997" +.SH 名前 +pwconv, pwunconv, grpconv, grpunconv \- パスワード・グループの shadow 化と、通常ファイルへの逆変換 +.SH 書式 +.B pwconv +.br +.B pwunconv +.br +.B grpconv +.br +.B grpunconv +.SH 説明 +これら 4 つのプログラムは、 +通常のパスワードファイル・グループファイルと、 +shadow 化されたパスワードファイル・グループファイルである +\fI/etc/passwd\fR ", " \fI/etc/group\fR ", " \fI/etc/shadow\fR ", " \fI/etc/gshadow\fR +を操作する。 + +\fBpwconv\fR は \fIpasswd\fR から \fIshadow\fR を作成する +(すでに存在する場合は \fIshadow\fR の情報も用いる)。 +\fBpwunconv\fR は \fIpasswd\fR と \fIshadow\fR から +\fIpasswd\fR を作成し、\fIshadow\fR を削除する。 +\fBgrpconv\fR は \fIgroup\fR から \fIgshadow\fR を作成する +(すでに存在する場合は \fIgshadow\fR の情報も用いる)。 +\fBgrpunconv\fR は \fIgroup\fR と \fIgshadow\fR から +\fIgroup\fR を作成し、\fIgshadow\fR を削除する。 + +各プログラムは変換前に、必要なロックを要求する。 + +.B pwconv +と +.B grpconv +とは以下の点で類似している。 +まず、shadow 化ファイルにあるエントリのうち、 +通常ファイルにないものは、削除される。 +また、shadow 化ファイルにあるエントリのうち、 +通常ファイルでパスワードが `x' になっていないものは、更新される。 +最後に、通常ファイルに書かれたパスワードは `x' に置き換えられる。 +これらのプログラムは、初めて変換を行うときにも、 +また通常のファイルを手動で編集した際に、 +shadow 化ファイルを更新するときにも利用できる。 + +\fI/etc/shadow\fR に新しいエントリを追加するとき、 +\fBpwconv\fR は \fI/etc/login.defs\fR +の +.BR PASS_MIN_DAYS ", " PASS_MAX_DAYS ", " PASS_WARN_AGE +の値を使う。 + +同じように、 +\fBpwunconv\fR と \fBgrpunconv\fR +とは以下の点で類似している。 +通常ファイルのパスワードは、 +shadow 化ファイルのもので更新される。 +通常ファイルにあるエントリは、 +shadow 化ファイルにはそのエントリがなくても、 +そのまま置かれ続ける。 +最後に、 shadow 化ファイルは削除される。 + +パスワードの有効期限情報の一部は、 +.B pwunconv +によって失われる。変換できるものは変換される。 +.SH バグ +(不正なエントリや重複したエントリといった) +エラーがパスワードファイルやグループファイルにあると、 +プログラムは永遠にループしたり、おかしな形で失敗するかもしれない。 +shadow パスワード・グループへの変換や +shadow 化ファイルからの逆変換を行う前に、 +\fBpwck\fR と \fBgrpck\fR を実行してエラーを修正すること。 +.SH 関連項目 +.BR login.defs (5), +.BR grpck (8), +.BR pwck (8) diff --git a/man/ja/man8/pwunconv.8 b/man/ja/man8/pwunconv.8 new file mode 100644 index 0000000..6eed9e8 --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/pwunconv.8 @@ -0,0 +1 @@ +.so man8/pwconv.8 diff --git a/man/ja/man8/sulogin.8 b/man/ja/man8/sulogin.8 new file mode 100644 index 0000000..d3be583 --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/sulogin.8 @@ -0,0 +1,69 @@ +.\" $Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1989 - 1992, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 +.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp> +.\" Modified Sun 22 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.TH SULOGIN 8 +.SH 名前 +sulogin \- シングルユーザ login +.SH 書式 +\fBsulogin\fR [\fItty\-device\fR] +.SH 説明 +.B sulogin +は、シングルユーザモードの時、 +ユーザがシステムにアクセス可能となる前に、 +\fI/etc/init\fR によって起動される。 +この機能は、\fBinit\fR が適切に変更されているシステムか、 +あるいは \fI/etc/inittab\fR にシングルユーザ login +のエントリがあるシステムでのみ利用できる。 +.PP +次のようなプロンプトが出る。 +.IP "" .5i +Type control\-d to proceed with normal startup, +.br +(or give root password for system maintenance): +.PP +オプションのデバイス名引数が指定された場合を除き、 +標準のファイルディスクリプタを用いて入出力を行なう。 +.PP +ユーザが正しい root のパスワードを入力した場合は、 +ログインセッションが開始される。 +\fBEOF\fR が押された場合は、 +システムはマルチユーザモードに入る。 +.PP +ユーザがシングルユーザシェルを抜けた、 +あるいは (シェルに入る前に) \fBEOF\fR を押した後には、 +システムはマルチユーザモードに入るために必要な初期化処理を開始する。 +.SH 警告 +このコマンドが利用できるようにするには、 +\fBinit\fR が \fB/bin/sh\fR ではなく +\fBsulogin\fR を呼ぶようになっているか、 +または +\fIinittab\fR +中にシングルユーザログインに対する設定がされている必要がある。 +例えば、 +.br +.sp 1 +co:s:respawn:/etc/sulogin /dev/console +.br +.sp 1 +という行を書いておけば、 +シングルユーザモードでは sulogin コマンドが実行される。 +.PP +可能な限り完全な環境が提供される。 +しかし、 +様々なデバイスがマウントされていなかったり初期化されていなかったりするため、 +多くのユーザコマンドが使えなかったり機能しないかもしれない。 +.SH ファイル +\fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報 +.br +\fI/etc/shadow\fR \- 暗号化されたパスワードと有効期限の情報 +.SH 関連項目 +.BR login (1), +.BR sh (1), +.BR init (8) +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) diff --git a/man/ja/man8/useradd.8 b/man/ja/man8/useradd.8 new file mode 100644 index 0000000..6e75055 --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/useradd.8 @@ -0,0 +1,150 @@ +.\" $Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1991 - 1994, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1996 HANATAKA Shinya +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" Translated Wed Nov 20 17:42:39 JST 1996 +.\" by HANATAKA Shinya +.\" Updated Mon Mar 5 JST 2002 by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org> +.\" Modified Sun 22 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.\"WORD: initial group 主グループ +.\"WORD: supplementary group 補助グループ +.\" +.TH USERADD 8 +.SH 名前 +useradd \- 新規ユーザの作成・新規ユーザのデフォルト情報の更新 +.SH 書式 +.TP 8 +\fBuseradd\fR [\fB\-c\fR \fIcomment\fR] [\fB\-d\fR \fIhome_dir\fR] +.br +[\fB\-e\fR \fIexpire_date\fR] [\fB\-f\fR \fIinactive_time\fR] +.br +[\fB\-g\fR \fIinitial_group\fR] [\fB\-G\fR \fIgroup\fR[,...]] +.br +[\fB\-m\fR [\fB\-k\fR \fIskeleton_dir\fR]] [\fB\-o\fR] [\fB\-p\fR \fIpasswd\fR] +.br +[\fB\-s\fR \fIshell\fR] [\fB\-u\fR \fIuid\fR] \fIlogin\fR +.TP 8 +\fBuseradd\fR \fB\-D\fR [\fB\-g\fR \fIdefault_group\fR] [\fB\-b\fR \fIdefault_home\fR] +.br +[\fB\-e\fR \fIdefault_expire_date\fR] [\fB\-f\fR \fIdefault_inactive\fR] +.br +[\fB\-s\fR \fIdefault_shell\fR] +.SH 説明 +.SS 新規ユーザの作成 +\fB\-D\fR オプションなしで実行された場合、 +\fBuseradd\fR コマンドは +コマンドラインの値とデフォルトの設定値をもとに +新規ユーザのアカウントを作成する。 +コマンドラインオプションに応じて、 +新規ユーザのアカウントが必要なシステムファイルに追加され、 +ホームディレクトリが作成され、 +設定ファイルがコピーされる。 +\fBuseradd\fR コマンドのオプションは次の通り。 +.IP "\fB\-c\fR \fIcomment\fR" +パスワードファイルに追加する新規ユーザのコメントフィールド。 +.IP "\fB\-d\fR \fIhome_dir\fR" +新規ユーザのログインディレクトリを \fIhome_dir\fR にする。 +デフォルトでは \fIlogin\fR を +\fIdefault_home\fR に付け加えたものがログインディレクトリとなる。 +.IP "\fB\-e\fR \fIexpire_date\fR" +ユーザアカウントが使用不能になる日付。 +日付は \fIYYYY\-MM\-DD\fR という書式で指定する。 +.IP "\fB\-f\fR \fIinactive_days\fR" +パスワードの使用期限が切れてからアカウントが永久に使用不能になるまでの日数。 +0 にすると、 +パスワードの期限が切れると同時にこのアカウントは使用不能になる。 +\-1 にするとこの機能が無効になる。デフォルト値は \-1。 +.IP "\fB\-g\fR \fIinitial_group\fR" +ユーザの属する主グループのグループ名または ID。 +グループ名はすでに存在していなければならない。 +グループ ID は既存のグループに対応するものでなければならない。 +デフォルトのグループ ID は 1 か、 +または \fI/etc/default/useradd\fR +で指定されているものがあればそれに従う。 +.IP "\fB\-G\fR \fIgroup,[...]\fR" +ユーザの属する補助グループ (supplementary groups) のリスト。 +グループはコンマで区切り、間に空白を入れてはならない。 +指定できるグループには \fB\-g\fR オプションと同様の制限がある。 +デフォルトでは、ユーザは主グループのみに属する。 +.IP \fB\-m\fR +ホームディレクトリが存在しない場合には、ホームディレクトリを作成する。 +\fB\-k\fR オプションを同時に指定すると \fIskeleton_dir\fR 以下のファイルが、 +指定しないと \fI/etc/skel\fR 以下のファイルが、 +ホームディレクトリにコピーされる。 +ホームディレクトリには、 +\fIskeleton_dir\fR または \fI/etc/skel\fR +に含まれるすべてのディレクトリも作成される。 +\fB\-k\fR オプションは、 +\fB\-m\fR オプションとともに使われる場合のみ有効である。 +デフォルトでは、ホームディレクトリを作らず、ファイルのコピーもしない。 +.IP "\fB\-o\fR" +重複した (固有でない) UID でユーザを作成できるようにする。 +.IP "\fB\-p\fR \fIpasswd\fR" +\fBcrypt\fR(3) の返り値である暗号化パスワード。 +デフォルトでは、アカウントは使えない状態となる。 +.IP "\fB\-s\fR \fIshell\fR" +ユーザのログインシェルの名前。 +デフォルトではこのフィールドは空白となり、 +システムがデフォルトのログインシェルを選ぶ。 +.IP "\fB\-u\fR \fIuid\fR" +ユーザの ID 番号。 +この値は、\fB\-o\fR オプションを用いる場合を除き、他と重複してはならない。 +また非負値でなくてはならない。 +デフォルトでは、 999 および他のあらゆる既存ユーザの ID よりも大きい、 +最小の数値となる。 +0 から 999 までの値は、 +通常システム用のアカウントに予約されている。 +.SS デフォルト値の変更 +\fB\-D\fR オプションを指定すると、 +\fBuseradd\fR は現在のデフォルト値を表示するか、 +またはオプションで与えられた値に応じてデフォルト値を変更する。 +使用可能なオプションは次の通り。 +.IP "\fB\-b\fR \fIdefault_home\fR" +新規ユーザのホームディレクトリのパスのプレフィックス。 +新規ユーザアカウントの作成時に \fB\-d\fI オプションが指定されないと、 +\fIdefault_home\fR の後にユーザ名を付け加えたものが +新規ディレクトリ名として使われる。 +.IP "\fB\-e\fR \fIdefault_expire_date\fR" +ユーザアカウントが使用不能となる日付。 +.IP "\fB\-f\fR \fIdefault_inactive\fR" +パスワードの使用期限が切れてからアカウントが使用不能となるまでの日数。 +.IP "\fB\-g\fR \fIdefault_group\fR" +新規ユーザの属する主グループのグループ名またはグループ ID。 +グループ名はすでに存在するものでなければならない。 +グループ ID は既存のグループに対応するものでなければならない。 +.IP "\fB\-s\fR \fIdefault_shell\fR" +新規ユーザのログインシェル。 +指定されたプログラムは、 +今後作られるすべての新規ユーザアカウントに適用される。 +.PP +オプションを指定しないと、 +\fBuseradd\fR は現在のデフォルト値を表示する。 +.SH 注意 +\fI/etc/skel\fR ディレクトリにデフォルトのユーザファイルを置くのは +システム管理者の行うべき作業である。 +.SH 警告 +NIS のグループにユーザを加えてはならない。 +これは必ず NIS サーバ上で行うこと。 +.SH ファイル +\fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報 +.br +\fI/etc/shadow\fR \- 安全なユーザアカウント情報 +.br +\fI/etc/group\fR \ \- グループ情報 +.br +\fI/etc/default/useradd\fR \- デフォルト情報 +.br +\fI/etc/skel/\fR \ \- ファイルの雛形が置かれるディレクトリ +.SH 関連項目 +.BR chfn (1), +.BR chsh (1), +.BR passwd (1), +.BR crypt (3), +.BR groupadd (8), +.BR groupdel (8), +.BR groupmod (8), +.BR userdel (8), +.BR usermod (8) +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) diff --git a/man/ja/man8/userdel.8 b/man/ja/man8/userdel.8 new file mode 100644 index 0000000..621ae2c --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/userdel.8 @@ -0,0 +1,51 @@ +.\" $Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1991 - 1994, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 +.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp> +.\" Updated Fri Jan 12 JST 2000 by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org> +.\" Updated Fri Mar 1 JST 2002 by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org> +.\" Modified Sun 22 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.TH USERDEL 8 +.SH 名前 +userdel \- ユーザのアカウントと関連ファイルを削除する +.SH 書式 +.B userdel +[\fB\-r\fR] +.I login +.SH 説明 +\fBuserdel\fR コマンドは、システムアカウントファイルを修正し、 +ユーザ \fIlogin\fR に対応するすべてのエントリを削除する。 +削除されるユーザは存在していなければならない。 +\fBuserdel\fR コマンドに適用できるオプションは以下の通り。 +.IP \fB\-r\fR +ユーザのホームディレクトリ中のファイルを削除する。 +ホームディレクトリ自体とユーザのメールスプールも消去する。 +ファイルシステム中のほかの場所にあるそのユーザのファイルは、 +手作業で探し出して削除しなければならない。 +.SH ファイル +\fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報 +.br +\fI/etc/shadow\fR \- 安全なユーザアカウント情報 +.br +\fI/etc/group\fR \ \- グループ情報 +.SH 警告 +\fBuserdel\fR は、削除されるユーザが現在ログインしている場合は、 +そのアカウントの削除を許可しない。 +削除しようとしているアカウントに属する実行中のプロセスは、 +すべて kill しなければならない。 +NIS のクライアントからは、NIS の属性値は削除できない。 +削除は NIS のサーバで行わなければならない。 +.SH 関連項目 +.BR chfn (1), +.BR chsh (1), +.BR passwd (1), +.BR groupadd (8), +.BR groupdel (8), +.BR groupmod (8), +.BR useradd (8), +.BR usermod (8) +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) diff --git a/man/ja/man8/usermod.8 b/man/ja/man8/usermod.8 new file mode 100644 index 0000000..10a8fa6 --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/usermod.8 @@ -0,0 +1,119 @@ +.\" $Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1991 - 1994, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 +.\" by Kazuyoshi Furutaka <furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp> +.\" Updated Tue Jan 23 17:21:08 JST 2001 +.\" by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org> +.\" Modified Sun 22 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.\"WORD: initial group 主グループ +.\"WORD: supplementary group 補助グループ +.\" +.TH USERMOD 8 +.SH 名前 +usermod \- ユーザアカウントを修正する +.SH 書式 +\fBusermod\fR [\fB\-c\fR \fIcomment\fR] [\fB\-d\fR \fIhome_dir\fR [\fB\-m\fR]] +.br +[\fB\-e\fR \fIexpire_date\fR] [\fB\-f\fR \fIinactive_time\fR] +.br +[\fB\-g\fR \fIinitial_group\fR] [\fB\-G\fR \fIgroup\fR [,...]] +.br +[\fB\-l\fR \fIlogin_name\fR] [\fB\-p\fR \fIpasswd\fR] +.br +[\fB\-s\fR \fIshell\fR] [\fB\-u\fR \fIuid\fR [\fB\-o\fR]] [\fB\-L\fR|\fB\-U\fR] +\fIlogin\fR +.SH 説明 +\fBusermod\fR コマンドは、 +コマンドライン上での指定によって、 +システムアカウントファイルを修正する。 +\fBusermod\fR コマンドに指定できるオプションは次の通り。 +.IP "\fB\-c\fR \fIcomment\fR" +パスワードファイルのコメントフィールドに与える新しい値。 +通常は +.BR chfn (1) +ユーティリティによって変更される。 +.IP "\fB\-d\fR \fIhome_dir\fR" +新しいログインディレクトリ。 +\fB\-m\fR オプションを用いると、 +現在のホームディレクトリの中身が新しいホームディレクトリに移動される +(後者が存在しない場合は新たに作成される)。 +.IP "\fB\-e\fR \fIexpire_date\fR" +そのユーザアカウントが使用不能になる日付。 +日付は \fIYYYY\-MM\-DD\fR という書式で指定する。 +.IP "\fB\-f\fR \fIinactive_days\fR" +パスワードの使用期限が切れてからアカウントが永久に使用不能になるまでの日数。 +0 にすると、 +パスワードの期限が切れると同時にこのアカウントは使用不能になる。 +\-1 にするとこの機能が無効になる。デフォルト値は \-1。 +.IP "\fB\-g\fR \fIinitial_group\fR" + +新たにそのユーザのログイン時初期グループとするグループ名または ID。 +グループ名は既に存在していなければならない。 +グループ番号は既存のグループを参照していなければならない。 +デフォルトのグループ番号は 1。 +.IP "\fB\-G\fR \fIgroup,[...]\fR" +ユーザが属する補助グループ (supplementary groups) のリスト。 +グループはコンマで区切り、間に空白文字を入れてはならない。 +指定できるグループには \fB\-g\fR オプションと同様の制限がある。 +現在そのユーザが、 +新しいリストにないグループのメンバーになっている場合は、 +そのグループから削除される。 +.IP "\fB\-l\fR \fIlogin_name\fR" +ユーザのログイン名を \fIlogin\fR から \fIlogin_name\fR に変更する。 +他は何も変更しないので、 +おそらく新しいログイン名に合わせて +ホームディレクトリの名前を変更する必要があるだろう。 +.IP "\fB\-p\fR \fIpasswd\fR" +\fBcrypt\fR(3) の返り値である暗号化パスワード。 +.IP "\fB\-s\fR \fIshell\fR" +ユーザの新しいログインシェルの名前。 +このフィールドを空白にした場合は、 +システムがデフォルトのログインシェルを選択する。 +.IP "\fB\-u\fR \fIuid\fR" +ユーザの ID 番号。 +この値は、\fB\-o\fR オプションを用いる場合を除き、他と重複してはならない。 +また非負値でなくてはならない。 +0 から 999 までの値は、通常システムアカウント用に予約されている。 +ホームディレクトリ以下の、 +そのユーザ所有のすべてのファイルのユーザ ID は、 +自動的に新しい値に変更される。 +ホームディレクトリ以下にないファイルは手作業で変更しなければならない。 +.IP "\fB\-L\fR" +ユーザのパスワードをロックする。 +これは暗号化されたパスワードの前に '!' を追加し、 +実質的にパスワードを無効にする。 +このオプションを \fI\-p\fR や \fI\-U\fR と同時に用いることはできない。 +.IP "\fB\-U\fR" +ユーザのパスワードをアンロックする。 +これは暗号化されたパスワードの先頭の '!' を取り除く。 +このオプションを \fI\-p\fR や \fI\-L\fR と同時に用いることはできない。 +.SH 警告 +\fBusermod\fR +は現在ログインしているユーザの名前を変更できない。 +このコマンドを使用してユーザの ID 番号を変更する際には、 +指定したユーザのプロセスが一つも実行されていないことを +事前に確認しなければならない。 +crontab ファイルの所有者は手作業で変更しなければならない。 +at ジョブの所有者は手作業で変更しなければならない。 +NIS に関する作業は NIS サーバ上で行なわなければならない。 +.SH ファイル +\fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報 +.br +\fI/etc/shadow\fR \- 安全なユーザアカウント情報 +.br +\fI/etc/group\fR \ \- グループ情報 +.SH 関連項目 +.BR chfn (1), +.BR chsh (1), +.BR passwd (1), +.BR crypt (3), +.BR groupadd (8), +.BR groupdel (8), +.BR groupmod (8), +.BR useradd (8), +.BR userdel (8) +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) diff --git a/man/ja/man8/vigr.8 b/man/ja/man8/vigr.8 new file mode 100644 index 0000000..ff72d7a --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/vigr.8 @@ -0,0 +1 @@ +.so man8/vipw.8 diff --git a/man/ja/man8/vipw.8 b/man/ja/man8/vipw.8 new file mode 100644 index 0000000..205d121 --- /dev/null +++ b/man/ja/man8/vipw.8 @@ -0,0 +1,38 @@ +.\" $Id$ +.\" +.\" Japanese Version Copyright (c) 2001 Maki KURODA +.\" all right reserved, +.\" Translated Tue Oct 30 11:55:56 JST 2001 +.\" by Maki KURODA <mkuroda@aisys-jp.com> +.\" Modified Sun 22 Sep 2002 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp> +.\" +.TH VIPW 8 "26 Sep 1997" +.SH 名前 +vipw, vigr \- password, group とそれぞれの shadow ファイルを編集する +.SH 書式 +\fBvipw\fR [\fB\-s\fR] +.br +\fBvigr\fR [\fB\-s\fR] +.SH 説明 +.BR vipw " と " vigr +は、それぞれ +\fI/etc/passwd\fR " と " \fI/etc/group\fR +を編集する。 +.B \-s +フラグが指定されると、これらのファイルの shadow 化版である +\fI/etc/shadow\fR と \fI/etc/gshadow\fR +をそれぞれ編集する。 +これらのプログラムはファイルが壊れないよう適切なロックを設定する。 + +これらのプログラムは、利用するエディタとしてまず +環境変数 +.BR VISUAL , +環境変数 +.BR EDITOR , +を順に試し、最後にデフォルトのエディタである +.BR vi +を用いようとする。 +.SH 関連項目 +.BR group (5), +.BR passwd (5), +.BR shadow (5) |