SSSD マニュアル ページ
sss_obfuscate
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sss_obfuscate
平文パスワードをわかりにくくする
sss_obfuscate
options [PASSWORD]
概要
sss_obfuscate は、与えられたパスワードを人間が読みにくい形式に変換して、SSSD
設定ファイルの適切なドメインセクションに置きます。
平文のパスワードは、標準入力から読み込まれます、または対話的に入力されます。解読しにくくされたパスワードが指定された SSSD ドメインの
ldap_default_authtok
パラメータに置かれます。また
ldap_default_authtok_type
パラメーターが
obfuscated_password
に設定されます。これらのパラメーターの詳細は
sssd-ldap 5
を参照してください。
パスワードをわかりにくくすることは、攻撃者がパスワードをリバースエンジニアリングできるので
実際にセキュリティの便益 は提供されません。クライアントサイド証明書や GSSAPI
のようなより良い認証機構を使用することを 強く 推奨します。
オプション
,
解読しにくくするパスワードが標準入力から読み込まれます。
,
DOMAIN
パスワードに使用する SSSD ドメインです。名前の初期値は default
です。
, FILE
位置パラメーターにより指定された設定ファイルを読み込みます。
初期値: /etc/sssd/sssd.conf