From 97c26c1924b076ef23ebe4381558e8aa025712b2 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Daniel Baumann Date: Sun, 7 Apr 2024 16:54:37 +0200 Subject: Adding upstream version 1:4.13+dfsg1. Signed-off-by: Daniel Baumann --- man/ja/man5/passwd.5 | 88 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 1 file changed, 88 insertions(+) create mode 100644 man/ja/man5/passwd.5 (limited to 'man/ja/man5/passwd.5') diff --git a/man/ja/man5/passwd.5 b/man/ja/man5/passwd.5 new file mode 100644 index 0000000..56bf915 --- /dev/null +++ b/man/ja/man5/passwd.5 @@ -0,0 +1,88 @@ +.\"$Id$ +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1989 - 1990, Julianne Frances Haugh +.\" SPDX-FileCopyrightText: 1997 Kazuyoshi Furutaka +.\" SPDX-License-Identifier: BSD-3-Clause +.\" +.\" Translated Fri Feb 14 23:06:00 JST 1997 +.\" by Kazuyoshi Furutaka +.\" Modified Tue 18 Sep 2002 by NAKNAO Takeo +.\" +.TH PASSWD 5 +.SH 名前 +passwd \- パスワードファイル +.SH 説明 +.I passwd +ファイルには各ユーザアカウントの様々な情報が記録されている。 +書かれているのは次の通り。 +.IP "" .5i +ログイン名 +.IP "" .5i +暗号化されたパスワード (無いこともある) +.IP "" .5i +ユーザ ID 番号 +.IP "" .5i +グループ ID 番号 +.IP "" .5i +ユーザ名またはコメントのフィールド +.IP "" .5i +ユーザのホームディレクトリ +.IP "" .5i +ユーザのコマンドインタプリタ +.PP +パスワードが shadow 化されている場合は、 +パスワードフィールドを埋めてはならない。 +shadow パスワードを用いている場合、暗号化されたパスワードは +\fI/etc/shadow\fR に書かれている。 +暗号化されたパスワードは、 +アルファベット a から z、A から Z、0 から 9、\. と / の +64 文字から作られた 13 文字からなる。 +この文字列がどのように解釈されるかの詳細は +\fBcrypt\fR(3) を参照のこと。 +.PP +オプションとして、パスワードの後に、 +コンマに続いてパスワードの有効期限文字列が記されていることもある。 +この文字列はパスワードと同じ文字セットからなる。 +最初の文字は、パスワードが何週間有効かを示す。 +二番目の文字は、何週間経てばユーザがパスワードを変更できるかを示す。 +最後の二文字は、 +最後にパスワードを変更したのが +1970 年 1 月から何週間経過した時点であるかを表す。 +パスワードの有効期限が過ぎた時は、 +ユーザは新しいパスワードを設定しなければならない。 +.PP +コメントフィールドは +\fBfinger\fR(1) のような様々なシステムユーティリティから利用される。 +コメントフィールドには、追加情報として、 +次のような 3 つの数値が記入されていることもある。 +.IP "" .5i +pri= \- nice の初期設定値 +.IP "" .5i +umask= \- umask の初期設定値 +.IP "" .5i +ulimit= \- ulimit の初期設定値 +.PP +これらのフィールドは互いに、また他のコメントフィールドと、 +コンマを用いて分離される。 +.PP +ホームディレクトリフィールドは、 +初期作業ディレクトリの名前を与える。 +\fBlogin\fR はこの情報を用いて環境変数 \fBHOME\fR の内容を設定する。 +.PP +コマンドインタプリタのフィールドには、 +ユーザのコマンド言語インタプリタか、 +最初に実行するプログラムの名前を記す。 +\fBlogin\fR はこの情報を用いて環境変数 \fBSHELL\fR の内容を設定する。 +このフィールドに何も記されていない場合は、 +デフォルト値として \fB/bin/sh\fR を使用する。 +.SH ファイル +\fI/etc/passwd\fR \- ユーザアカウント情報 +.SH 関連項目 +.BR login (1), +.BR passwd (1), +.BR su (1), +.BR shadow (5), +.BR pwconv (8), +.BR pwunconv (8), +.BR sulogin (8) +.SH 著者 +Julianne Frances Haugh (julie78787@gmail.com) -- cgit v1.2.3