.\"$Id$ .\" this is comment .\" .\" This page is originally in the shadow package. .\" Translated Fri 14 Feb 1997 .\" by Kazuyoshi Furutaka .\" Modified Tue 18 Sep 2002 by NAKNAO Takeo .\" .TH LOGIN.ACCESS 5 .\" .Dt SKEY.ACCESS 5 .\" .Os FreeBSD 1.2 .SH 名前 login.access \- ログインアクセスの制御表 .SH 説明 .I login.access ファイルには、ログインを許可または拒絶する、 (ユーザ, ホスト) や (ユーザ, tty) の組み合わせを指定する。 .PP 誰かがログインすると、 .I login.access ファイルがスキャンされ、最初にマッチする (ユーザ,ホスト) の組、 あるいはネットワーク経由のログインでない場合は最初にマッチする (ユーザ, tty) の組を探す。 このテーブルの許可フィールドによって、 ログインが許可されるか拒絶されるかが決まる。 .PP ログインアクセス制御表の各行は 3 つのフィールドからなり、 文字 ":" で分割される。 .sp 1 .IR permission : users : origins .sp 1 最初のフィールドは "\fB+\fR" (アクセスを許可する) か "\fB\-\fR" (アクセスを拒否する) でなければならない。 二番目のフィールドは、一つ以上のログイン名やグループ名、 もしくは .B ALL (必ずマッチする) でなければならない。 三番目のフィールドは、 tty 名 (ネットワーク経由でないログインの場合)、 ホスト名、 ドメイン名 ("\fB.\fR"で始まる)、 ホストアドレス、 インターネットのネットワーク番号 ("\fB.\fR"で終わる)、 のひとつ以上の構成要素からなるリストであるか、 .B ALL (必ずマッチする) または .B LOCAL ("\fB.\fR"を全く含まない文字列全てにマッチする) のいずれかでなくてはならない。 NIS を運用している場合は、ホストやユーザのパターンで @netgroupname が使える。 .PP .B EXCEPT オペレータを用いると、 非常に簡略にルールを指定できる。 .PP group ファイルが検索されるのは、 ログインするユーザ名が名前にマッチしなかった場合に限られる。 マッチするグループは、 group ファイル中でユーザ名が明示的にリストされているものに限られる。 このプログラムはユーザの主グループの ID 番号までは見ない。 .SH ファイル \fI/etc/login.access\fR .SH 関連項目 .BR login (1) .SH 著者 Guido van Rooij